【U-23日本 4-2 U-23カタール|採点&寸評】決勝弾のエース細谷をMOMに! 攻守に好パフォーマンスの両SBも高評価
死闘を制してベスト4進出
[U-23アジア杯・準々決勝]U-23日本 4-2 U-23カタール/4月25日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム 【PHOTO】U-23日本代表のカタール戦出場17選手&監督の採点・寸評。決勝ゴールのエース、同点弾のCBを最高評価 U-23日本代表は現地4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でU-23カタール代表と対戦し、延長戦の末に4-2で勝利を収めた。 日本は開始2分、山田楓喜の強烈なミドルで先制するも、24分に同点に追い付かれる。41分には相手GKが細谷真大へのファウルで一発退場に。数的優位となったが、49分にセットプレーから失点し、勝ち越し弾を献上。それでも67分に木村誠二が同点ゴールを挙げ、試合は延長戦へ。 そして、延長前半の101分に荒木遼太郎のスルーパスを受けた細谷がネットを揺らし、決勝弾。さらに延長後半の112分には内野航太郎がダメ押しのゴールを挙げ、死闘を制してベスト4進出を果たした。 ▼U-23日本代表のチーム採点「6.5」 これまでのグループステージ3試合では、再三のチャンスを決めきれなかった日本が、この試合では4ゴール。相手は1人少ない状況だったとはいえ、FWの細谷真大、内野航太郎が得点を奪えたのも、今後に向けた好材料だ。 また豊富な運動量で最後まで上下動を繰り返した両サイドバックの関根大輝と大畑歩夢も好パフォーマンス。守備では相手に自由を与えず、攻撃では両ウイングと連係して何度も効果的なクロスを供給した。 収穫も多い一方で、失点の多さには向き合わなければいけない。1失点目はクロスに関根が競り負け、2失点目はFKから。どちらも相手のクロスに対し、ゴール前でマークを見失ってしまいネットを揺らされた。クロス対応は改善すべき課題だろう。 ただ負ければ終わりの一発勝負で、プレッシャーのかかるなか、しっかりと勝ち切った勝負強さは称賛に値する。この勢いのままパリ五輪の出場権がかかる準決勝に挑みたい。 MOMに選んだのは、決勝ゴールを挙げたエースの細谷。同点弾の木村や存在感を示した両サイドバックも高く評価した。 ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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