「今も変わらない(笑)」元Dream5・高野洸が過去に語っていた恋愛経験の“現在地”
「デビュー当時、自分の声があまり好きではなかったんです。5年がたった今、その声を含め自分の楽曲を愛せるようになりました」 【写真】ビジュアルが眩しい高野洸の全身ショット
CDデビュー5周年を迎える高野洸
1月30日にCDデビュー5周年を迎える高野洸。アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ『ようかい体操第一』で大人気となったDream5のメンバーとして'09年にデビュー。'16年のグループ活動終了後は、俳優の道へ。 「僕、Dream5時代はダンサーでした。次のステップで選んだ役者としてミュージカルのステージに立たせていただいたとき、歌うことが好きだと気づいて。歌唱もダンスもクオリティーがとても高い三浦大知さんのようなソロアーティストに憧れ、壁は高いですが挑戦したいと思うようになりました」 CDデビューした'19年の翌年にはコロナ禍により外出自粛が要請されるなど、日常が激変していった。 「今年、デビューして6年目に突入するのですが、思うように活動ができなかったコロナ禍を経験したからか、体感としてはもっと長い時間がたっている感覚です。ただ、自分自身と向き合う時間を持つことができたからこそ、好きなジャンルや自分にフィットする曲という目指すアーティスト像がはっきり見えてきた感じがしています」
8枚目のシングル『ex-Doll(エクスドール)』をリリース
CDデビュー日には8枚目のシングルで、ミディアムダンスナンバー『ex-Doll(エクスドール)』をリリースする。 「前作の『zOne』もそうですが、R&Bテイストの楽曲が好きですね。『ex-Doll』の歌詞は、作詞家の方にテーマや浮かんできたワードをまとめてお渡しして作っていただきました。僕もそうですが、誰もが周囲が期待する姿“作り物の自分”になっていると感じる瞬間があると思うんです。そんなとき、自分らしさを取り戻してほしい。人が飛躍する瞬間は、自分の意志を持ったときだからというメッセージを込めた曲になっています」 今回のシングルにも自身が作詞した『チクタクタ』が収録されている。高野が作詞を担当した'21年のシングル『Vacances(ヴァカンス)』を発表した際、取材している週刊女性。当時、表現の幅をもっと広げていきたいと語った彼は、「今の僕に足りないのは、恋愛経験かもしれない(笑)」と話してくれた。今はどうだろうか? 「はははは(爆笑)。今も変わらないです。でも、しょうがないかなと思いはじめています。まず、学生時代から仕事をしていたので、恋愛からイメージする青春ぽいことを経験できていないんですよ。以前は、映画の登場人物のように女性が喜こんでくれるセリフをさらっと言える人になりたいと思っていました。でも、照れくさくなってしまいそうで、僕には似合わない気がします(笑)。ドラマや映画でホスト役を演じさせていただいたこともありますが、役だから成立することで、素では無理ですね。すぐにボロが出ちゃうと思う(笑)」