10年後の暮らしを楽しく! 若いアイデアが輝く---モビリティデザインコンテスト表彰式
自動車技術会(JSAE)は3月25日、「第12回モビリティデザインコンテスト」の表彰式をアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で開催した。 [写真:受賞者の記念撮影] 本コンテストは、中高生にものづくりの魅力を伝え、自動車産業の発展に貢献する人材を育成することを目的としている。2023年11月から募集を開始し、「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」をテーマに掲げた今回のコンテストには、全国から378件の応募があった。 審査には自動車・二輪メーカーのデザイナーやエンジニアなど、各分野で活躍する専門家が参加。その結果、モビリティデザイン大賞1点、モビリティデザイン賞2点、ダビンチ賞1点、審査員特別賞2点、佳作22点が選出された。 注目されたのは、モビリティデザイン大賞を受賞した山口レオン剛史さんで、前回のコンテストでダビンチ賞を受賞しており、2年連続の入賞という快挙を成し遂げた。 表彰式後には、受賞した学生たちに対して、現役のデザイナーによるマンツーマンのスケッチ指導が行われた。今年からはペンタブレットを使用した指導も導入され、学生たちはプロのデザイナーの前で初めは緊張していたが、徐々に笑顔を見せ、積極的に質問する姿が見られた。
レスポンス 纐纈敏也@DAYS