同一年の日本タイトル2冠は史上3人目 快挙達成・竹田麗央「いつかは海外メジャーで…」
<日本女子オープン 最終日◇29日◇大利根カントリークラブ 西コース(茨城県) ◇6845ヤード・パー72> スゴいギャラリーの数!【写真】 女子ゴルファーNo.1決定戦は竹田麗央が勝利。トータル10アンダーで今季通算7勝目を挙げた。 首位タイから出た竹田がまたしても強さを見せつけた。前半は2バーディ・1ボギーとスコア1つ伸ばし、単独首位でサンデーバックナインへと入った。その後も、13番でバーディを奪うと、以降も危なげないプレーで前組の岩井明愛、そして同組の山下美夢有を振り切った。6845ヤードと史上最長となるセッティングも、その圧倒的な飛距離も武器となった。 優勝スピーチでは「すごく接戦だったので最後に勝ててうれしいです。1打差に明愛選手がいたので、ボギーを叩けない状況だったので、すごく苦しかった。パーパットが何個も決まったので、そこが大きかった」と安堵の表情を見せた。 今大会は高校3年時の2021年にローアマチュアを獲得している。「ローアマを取って、いつかプロになって優勝したいと思っていたので、それが達成できてすごくうれしい」と感慨に浸る勝利ともなった。 これで「日本女子プロゴルフ選手権」、「日本女子オープン」と国内メジャー2連勝。同一年に日本タイトル2冠制覇は樋口久子、畑岡奈紗に続く史上3人目の快挙。「サポートしてくださる方、応援してくださる方のおかげで7勝できたと思います」と感謝の言葉を述べ、今後に向けては「いつかは海外メジャーで優勝したいと思っているので、そこに向けて頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。