ドラゴンズが誇る絶対的守護神 ライデル・マルティネスがメジャー志向について本音を語る
2年連続防御率0点台もチーム成績は…
R.マルティネス投手が唯一、もどかしさを感じるところを推察するならば低迷しているチーム成績だろうか。R.マルティネス投手の個人成績を振り返ると、2022年が39セーブを挙げ、防御率0.97。2023年は32セーブ、防御率0.39。2年連続で防御率0点台を記録しながら、チームは2年連続最下位に沈んだ。2024年も春先の勢いはすでに止まっている。そんなセーブシチュエーションに恵まれない状況でも我らの守護神は前を向いていた。 R.マルティネス投手:シーズンには良い時もあれば悪い時だってある。みんなが一生懸命やっているので、今年はチャンスがあると思っているよ。自分は先の事を考えずに目の前の試合でチームに貢献できるようにマウンドに上がっている。それだけさ。
契約最終年、最強右腕が見据える先を本音で語る
育成選手として入団し、いまや日本球界を代表するクローザーへと駆け上がった27歳は2024年が3年契約の3年目。NPBで無双状態を続ける中でファンの脳裏をよぎるのがメジャー挑戦というフレーズ。R.マルティネス投手はこの件について真っすぐに答えてくれた。 R.マルティネス投手:本当の事を言うけど…僕はドラゴンズにいたい。 20歳という若さで海を渡りドラゴンズを支え続けている球界最強右腕。ファンにとって特別な存在となっているライデル.マルティネスの心はドラゴンズにある。 R.マルティネス投手:先のことは分からないけど、キューバ人がメジャーに行くには亡命しないといけない。でも僕は亡命はしたくないんだ。ドラゴンズが僕にチャンスを与えてくれて、みんなの事を仲間というより家族だと思っている。ファンの皆さんの応援のおかげで良いピッチングが出来ているし、これは自分で決められる事ではないけど、僕はドラゴンズに残りたいよ。
今季初失点も心配無用!サンドラ解説・荒木雅博さん「たまにはあります」
21試合連続無失点と打たれる気配すら感じさせなかったR.マルティネス投手が今季初失点を記録したのが5月24日のスワローズ戦。同点の10回にマウンドに上がると、押し出しの四球とタイムリー内野安打で3点を失い敗戦投手に。しかし、翌25日に1点リードの9回表にマウンドに上がると、山田哲人選手と村上宗隆選手から連続三振を奪うなど見事三者凡退に切って取った。前夜の悔しさもあったのか、この試合のR.マルティネス投手はまさに「9回の表 ライデル・マルティネスの攻撃」。気迫を前面に押し出した圧巻のピッチングで試合を締めくくると雄たけびを上げていた。 この日のサンドラ解説者・荒木雅博さんは今季初失点も「心配無用」と次のように分析した。 荒木氏:(24日の試合は)あまり落ち着いていなかったのかなと思いますけど、たまにはありますよね、こういうことも。同点という状況も関係したか?これから打順によってはバンテリンドームでも10回や11回に投げることもあると思うので、そういうところでもしっかり準備をしてもらえれば心配ないと思います。
イチ視聴者(筆者)の番組感想まとめ。 R.マルティネス投手の思いに感動!ドラゴンズ球団の頑張りに期待!!
今週のサンドラを観た感想…。R.マルティネス投手の「ドラゴンズ残留が一番」との発言は筆者も含めた多くの竜党を泣かせるものだったのではないでしょうか。ただ、R.マルティネス投手の一存では決められないことも明言されたので、NPBのライバルチームとの争奪戦になることは避けられないようです。この問題は竜党ではどうしようもできないことなので、ドラゴンズ球団の方々の頑張りに期待するしかありません。昨年のオフに中田翔選手の獲得で竜党を沸かせたように、今年のオフは「R.マルティネス残留」の吉報を届けてくれますように!! (このコラムを書いたのは…サンドラ視聴歴約30年の40代竜党)
CBCテレビ