映画『エイリアン：ロムルス』、エイリアンたちが次々登場するUS版予告編公開

　恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』（1979）の“その後の物語”が、『エイリアン』を監督した巨匠リドリー・スコット自身の製作によって映画化された『エイリアン：ロムルス』が、9月6日（金）より全国劇場にて公開決定となります。ロードショーに先駆け、このたび、“見せ場”だらけのUS版予告編が公開されました。 　『エイリアン』シリーズといえば、第1作目『エイリアン』で大型宇宙船の中でエイリアンに次々と襲われる恐怖を描き、世界中の人々を魅了。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”は、映画史上もっとも独創的なクリーチャーと言わしめたその不気味なデザインや、主演のシガニー・ウィーバーら名優たちによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞しました。また同作は、『エイリアン』という言葉を地球外生命体を表す言葉として定着させたレジェンド的作品でもあり、その後も関連作品が次々と誕生し、長きにわたって世界中から愛され続けているシリーズです。 　この秋公開の最新作『エイリアン：ロムルス』は、『エイリアン』のその後の物語で、“エイリアン”の恐怖に遭遇することとなる若者たちの姿が描いたもの。物語の舞台となるのは、人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。解禁された映像では、無力な若者たちが一縷の望みをかけ足を踏み入れたその先で、絶望という名の恐怖を目撃していく様子が映し出されます。薄暗い宇宙ステーションを探索する彼らの元に、静かに、それでも確かに迫りくるのは、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”。映像では、鼓動のような不穏なサウンドが鳴り響く中、突如、進化するエイリアンの第三形態・チェストバスターが今にも胸部を突き破ろうとしてきたり、クモのような見た目の第二形態・フェイスハガーが勢いよく飛びかかり口から寄生しようとしてきたり、さらには最終形態・ゼノモーフが襲い掛かろうとしてきたりと、歴代作品でもお馴染みのエイリアンたちが次々登場。そして映像の後半には、叫び声を上げる若者たちの悲痛な表情がサイレントで次々と浮かび上がり、孤立無援な彼らの状況を表す「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」という、第1作目『エイリアン』公開時にも大きな話題を呼んだ、無慈悲で恐ろしいコピーも。彼らは一体何を目にし、何を聞いたのか？宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”から逃げ切り生き延びることができるのか？一瞬たりとも目が離せないスリルあふれる展開に、映画への期待が掻き立てられる映像となっています。 　リドリー・スコット（『エイリアン』）、ジェームズ・キャメロン（『エイリアン2』（1986））、デヴィッド・フィンチャー（『エイリアン3』（1992））など映画界のレジェンドがメガフォンをとってきた本シリーズの新たな担い手として白羽の矢が立ったのは、『ドント・ブリーズ』（2016）で世界中を震え上がらせた鬼才フェデ・アルバレス監督。オリジナルシリーズへの有り余る愛を注入しつつも、本作単体でも十二分に楽しめる、まさに新たなエイリアンファンを取り込める作品だと自信をのぞかせています。出演のレインを演じるのは、ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』（2024）でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞し、『パシフィック・リム：アップライジング』（2018）でも存在感を示したケイリー・スピーニー。彼女の危機迫る演技は『エイリアン』シリーズで、シガニー・ウィーバーが演じた主役のエレン・リプリーを彷彿させます。その他にも『ライ・レーン』（2023）のデヴィッド・ジョンソン、『暗黒と神秘の骨』（2021-23）のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』（2024）のイザベラ・メルセードら、今後のハリウッドを牽引する注目の若手俳優たちがラインナップ。 　逃げ場のない密室空間で描かれる戦慄の瞬間の数々、広大な宇宙の密室で起こる“究極のサバイバル・スリラー”は、より臨場感を高める暗闇密室空間＝映画館の大スクリーンで是非体験して頂きたいところです。 (C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.