【大学野球】創価大・立石正広が一時逆転となる3ランにネット裏スカウト「間違いなくドラ1候補」
◆関東地区大学野球選手権 創価大7X―6中央学院大=延長10回タイブレーク(7日・横浜スタジアム) 創価大(東京新大学1位)が中央学院大(千葉県大学2位)を延長戦で下し、準決勝進出を決めた。来年のドラフト上位候補・立石正広三塁手(3年)が7回、一時逆転となる3ランを放ち、バックネット裏で見つめるスカウト陣にアピールした。 1点を追う7回2死一、三塁。134キロの内角直球を振り抜き、レフトスタンドへ運んだ。「差し込まれ気味だったので自分はちょっとどうかなと。思ってたより飛んでいたらしくて。入ってくれてよかった」と笑顔を見せた。 この日は複数球団のスカウトがバックネット裏に姿を見せた。DeNA・河野亮スカウトは「見事です。左(投手)のインサイド、なかなかくるっと回れない。ここ(横浜スタジアム)でホームラン打つしオースティンタイプ。打ち方、スイング軌道も」と評価。「間違いなくドラフト1位候補」と太鼓判を押した。 6月には侍ジャパン代表合宿に参加し3年生ながら4番を務めた試合も。将来的にメジャー志望であることを明かしたが、「まずはプロで活躍することが1番」と来季のドラフトに焦点を合わせる。 あと1勝で明治神宮大会への出場権を得る。「4年生を神宮大会に連れて行けるように。個人的には(大学)ジャパンの選手もいるので勝負できたら。早稲田の伊藤樹(3年)とよくしゃべっていたので当たってみたい」と今後を見据えた。
報知新聞社