「死んだ魚で真っ白になるくらい…」水質に問題なしで原因特定できず 一方 “無風の夜” に異臭がするとの指摘も 富山
富山市の用水路でアユなどの魚が大量に死んでいるのが21日見つかりました。富山市が水質調査を行いましたが異常は確認されず原因はわかっていません。 【写真を見る】「死んだ魚で真っ白になるくらい…」水質に問題なしで原因特定できず 一方 “無風の夜” に異臭がするとの指摘も 富山 記者「こちらが現場の用水路です。きょう(22日)も死んだ魚が水草に引っかかっています」 21日午前、富山市松若町の用水路で大量の死んだ魚が発見されました。現場は富山地方鉄道の下奥井駅からおよそ350メートル離れた住宅地に流れる用水路でした。 魚の死がいを目撃したという近所の人は…。 近所の人「きのう(21日)はもういっぱい。(死んだ魚で)真っ白になるくらい」 住民からの連絡を受け市の職員が現場に駆けつけると、体長15センチから20センチほどのアユやウグイなどおよそ30匹が死んでいたということです。 近所の人「今までこういう魚が死んだが見たことないから。急にほんとに2、3日前やね。急激にこういうことなった」 さらに男性は以前からある異変を感じていたといいます。 近所の人「水自体が夜になって無風状態になると異様な臭いする」 記者「匂いしだしたのはいつごろ?」 近所の人「いつごろっていうか、臭いはたまにあるんやけど」 ■水温の上昇、魚が酸欠になった可能性? 富山市の職員らが死がいが見つかった場所とその上流の水質調査を行いましたが、水温や水中の酸素濃度などの数値に異常は見られず、原因の特定には至りませんでした。 現場付近では元気に泳ぐ魚の姿も…。 市は水温の上昇や魚が酸欠になった可能性もあるとして今後も用水路の状態に注意を払うとしています。
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