腕の太さが違うんです!浅井堂岐、個人1ヵ月ぶりの勝利を掴んだ強引一発ツモ 衝撃の2連チャン「ここのトップは大きかった」/麻雀・Mリーグ
鍛え上げた体には、タフなメンタルも備わっている。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月8日の第1試合は今年デビューのセガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)が個人1ヵ月ぶりとなるトップを獲得。チャンスと見るやライバルのリーチに対して危険牌を勝負、2局連続の一発ツモでファンを沸かせた。 【映像】堂岐、勝利を掴んだ一発ツモ 衝撃2連チャン この試合は東家からU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、浅井、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)の並びで開始。東2局、トップ目瀬戸熊のリーチにドラ三万を切って追っかけ。これを一発でツモり、リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・裏ドラの8000点を入手、トップ目に立つ。 さらにファンを沸かせたのは次局の東3局。親の浅井は早いカン3筒待ちテンパイを外し、終盤にカン8索待ちのリーチ。カンチャン待ちは同じだが、今度はソウズの一気通貫がある形だ。山に3枚残っていたこの8索を、浅井はまたも一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・一気通貫の1万2000点が成就し、ダントツ状態となった。このリードを守り浅井は個人2勝目。 10月11日以来、久しぶりの勝利者インタビューに登場した浅井。「うれしいですね!チームで僕だけちょっと負けていたので。ここで負けるとチームのポイントも+300くらいになってしまうので、このトップは大きかった」と艶やかな表情で喜びを口にした。チームのポイントは自分のポイント、そのように打っていたと語るも「やっぱり(メンタルに)来るものはありますよね」と、一人出遅れている状況が気になっていたようだった。久しぶりのインタビューにファンも大喜び。コメント欄には早速「タカキおめ!」「麻雀筋肉!!!」「堂岐ナイスマッスル!」と次々にエールも寄せられた。 東2局のドラ三万勝負は「何でも行く(押す)ので、たまたま残ったのがドラだった」と語り、また次局の一気通貫は「足止めも狙って、打点もあるので」。2局連続の一発ツモという僥倖には「ははは!」と豪快に笑った。チームの堅守に貢献、浅井はファン“ウイングス”に「さらに500、600と行きたいと思います!」とさらなるポイントの上乗せを約束した。 【第1試合結果】 1着 セガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)3万8900点/+58.9 2着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)3万4300点/+14.3 3着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)1万5500点/▲24.5 4着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)1万1300点/▲48.7 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部