J野々村チェアマン 今季好調の総入場者数に「いいスタート切れた」 新方式ルヴァン杯の成果も強調
Jリーグの野々村芳和チェアマン（51）は23日、都内で行われた理事会後の会見で、今季序盤を消化したリーグ全体の入場者数が好調であることを明かした。「総入場者数は昨年との比較で113％。過去最高の19年に近い270万人がスタジアムに来てくれている。今年は過去最高の数字をクラブとリーグで目指している中で、いいスタートが切れていると言える」と話した。 17日にJ1勢が登場した新方式のルヴァン杯にも一定の成果を口にした。鹿島をホームに迎えたJ3八戸はわずか3日でチケットが完売し、J昇格後最多の4844人を動員。試合も延長戦まで格上を追い詰め、大きな盛り上がりを見せた。野々村チェアマンは「下のカテゴリーにとっては経験値を上げることになり、ビジネス面に関しても良かった。選手目線では、下のカテゴリーの選手が“俺も上で”という思いを表現できる場所がある。双方にとって良かったのかなと思う」と振り返った。
