「春日部フィルハーモニー管弦楽団」代表の高橋一泰さん

　音楽イベント「春フィル　ミュージックフェスタ2024」が5月3日、春日部市内の2カ所で開催される。（春日部経済新聞） 【写真】カフェでの過去開催の様子 　主催は、春日部を拠点に活動する「春日部フィルハーモニー管弦楽団（＝春フィル）。当日は楽団員14人が、カフェ「音と友に」（中央5、TEL 050ー3631ー9763）と、春日部市役所「ひだまりホール」の2カ所で全4公演を行う。 　同楽団は2018（平成30）年から春日部市内の文化会館で定期演奏会を開いている。同楽団代表の高橋一泰さんは「コロナ禍で大きなホールでの演奏会が開けなかったことや、普段クラシックになじみがないような人をはじめ幅広い年齢層に楽しんでもらうため、2020年から小規模なイベントとして『春フィル ミュージックフェスタ』を始めた」と話す。 　1公演の演奏時間は50分。料金は定期演奏会より安価に設定したという。曲目は耳なじみのあるクラシック曲から、映画音楽、ポピュラー音楽などを予定し、公演ごとに楽器の編成も変える。 　高橋さんは「春日部は、いろいろなジャンルの音楽に親しんでいる人が多い。当楽団は近隣在住の団員が多く、地域のイベントに出演するなど地域に密着して活動している」と話す。 　「まだ当楽団の音を聴いたことがない人にも、生の演奏を聴いて楽しんでもらいたい。短い公演時間なので気軽に足を運んでもらえたら」 と力を込める。 　チケットは、カフェ「音と友に」と「昭和楽器」（中央1）で販売する。料金は、一般＝1,500円、小学生～大学生＝1,000円。同カフェは1公演（10時30開場、11時開演、12時まで）。ひだまりホールは3公演（12時30分開場、13時開演、18時まで）。