【女子フィギュア】島田麻央&上薗恋奈&櫛田育良…次世代エースたちの華麗なる「競艶」キュート写真
過去に何人もの世界女王を輩出している″五輪メダリストの登竜門″世界ジュニア選手権で、島田麻央(15・木下アカデミー)が1位、上薗恋奈(うえぞのれな)(13・LYS)が3位、櫛田育良(くしだいくら)(16・木下アカデミー)が5位と、日本勢が躍動した。 【画像】女子フィギュア世界ジュニア選手権で躍動した「次世代エースたち」 日本勢初となる大会連覇を果たした島田の強みについて、2度の五輪出場歴を持つ鈴木明子氏が解説する。 「彼女はトリプルアクセルや4回転トーループという大技だけではなく、スピンも素晴らしい。速くて正確なスピンはシニアの選手と比べても際立っており、安定した得点源になっています。また、勝負強さも彼女の強み。公式練習では成功率が高くなかった4回転を本番で見事に決めた。連覇がかかる中で実力を出し切れたのは、精神的に強い証拠です」 3位に輝いた上薗は、13歳とは思えない「美しいスケーティング」が魅力だ。 「上薗選手は艶のある豊かな表現が得意。指先や目線の動かし方にもこだわりを感じます」(同前) 今年がジュニアデビュー1年目となる上薗は「整った顔立ちで取材の受け答えもしっかりしており、スター選手になる素質を秘めている」(全国紙運動部記者)という。 一方、櫛田は惜しくも表彰台は逃したものの、曲に合わせて物語を魅せるかのような表現力の評価が高い。 「ポーズ一つとっても、彼女にしか表現できない独特な世界観があります。今大会では少しミスがありましたが、櫛田選手らしさを失わずに滑り切ることができた」(鈴木氏) 五輪に向けて切磋琢磨する3人にはこんな期待が寄せられている。 「島田選手には現時点でも世界トップクラスの技術がありますが、表現力でもう一段階レベルアップできたら完璧。上薗選手と櫛田選手が今後、五輪でメダルを目指すのなら、技術と表現を両立させた完成度の高さを求めていく必要がある。3人とも真摯に練習と向き合う選手です。身体の成長と上手に付き合いながら実力を磨いていってほしいです」(同前) いよいよ世界に羽ばたき始めた次世代のスターたち。五輪メダリストはこの中から生まれる。 『FRIDAY』2024年3月22日号より
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