日よけ、防寒、虫よけだってできる「スポーツてぬぐい」! これは“てぬぐい”を超えたかも
タオルよりも長いのに軽い
てぬぐいは軽くてコンパクト。これも大きな魅力です。一般的なてぬぐいは幅約35cm、長さは約90cm。一方「スポーツてぬぐい」は幅約31cm、長さは約110cmというスリムなシルエットになっています。20cm長いと首もとに二重で巻けるわけで、おしゃれアイテムとしても使いやすいんです。 もうひとつ、軽くて乾きやすいのでキャンプや旅行で重宝するペラペラの名入りタオルと比べてみました。幅はほぼ同じですが、「スポーツてぬぐい」のほうが30cmほど長く、スポーティなシルエット。同じ回数折りたたんでみました。タオルはループ状の糸が丸く出ているパイル織りですから、当然といえば当然なんですが、ペラペラの名入りタオルでも厚みが際立ちます。重量だってタオルが54g、「スポーツてぬぐい」が47gと7gも軽い! ペラペラのタオルはパイル生地特有のフワッとした感触は薄めだし、「スポーツてぬぐい」は長く使っても肌触りはやさしいまま。価格はペラペラタオルの4倍くらいですが、長寿命なので長い目で見れば割安とも言えるでしょう。 おしゃれなてぬぐい販売サイトでは「てぬぐいはインテリアにも役立つ」なんてうたい文句を見かけますが、チャオラスでは身につけることを第一に考えて設計しています。今の季節なら春スキーやスノーシューでマスクがわりにすれば暑すぎることなく日焼けと乾燥を防止。真夏は水に浸してから首に巻いてネッククーラーに。少量のハッカ油をスプレーして首に巻き、顔周りに虫が寄りづらくするなんていう使い方もできます。 ぐっしょり濡れても重くなりにくいし、天気がいまいちな日でも2~3時間広げて吊せばサラッと復活する「スポーツてぬぐい」ですから、もったいぶらずにドシドシ使うのが正解です。
<取材・文/大森弘恵>