採れたてどじょうをキャンプ場で食べてみよう! 島根県安来市の「格安&無料キャンプ場」2選
足立美術館で知られる島根県安来市は、全国有数のどじょうの産地。特に安来市のどじょうセンターで購入できる養殖どじょうは、骨まで柔らかく絶品だと評判です。 【写真】無料&格安で利用できる安来市にあるキャンプ場の詳細を見る(全10枚) どじょうは生きたまま持ち帰れるため、新鮮なうちに近くのキャンプ場で食べるのが最高! 今回は安来市でどじょうの調理場所にもぴったりな、無料or格安のキャンプ場をご紹介します。 安来市は松江や米子などからも近く、ほどよく田舎でのんびりした場所。どじょうのほかにもキャンプで食したい地野菜や名物食材がいっぱいです。
野鳥の渡来地で海キャンも楽しめる!
【十神山なぎさ公園】 十神山なぎさ公園は、昔から安来のシンボルとして親しまれてきた十神山のふもとにあるキャンプ場。キャンプサイトは自然豊かな山側と、中海が目の前に広がる海辺のサイトがあり、ロケーションも抜群です。 安来駅から徒歩15分ほどと市街地からもすぐの場所にあり、スーパーやコンビニも遠くないので買い出しにも便利な立地。炊事場には水道、調理台、かまどがあり、どじょうの蒲焼きなどの料理も作れます。 また、中海一帯は、毎年数万羽の鳥類が飛来する、西日本最大級の野鳥の渡来地。公園内にあるログハウス風の水鳥観察ハウスでは、サギやカイツブリなど、いろいろな種類の野鳥の観察が楽しめます。中海の浜辺には、冬になると白鳥も飛んでくるので、海側のサイトでは、その優雅な姿を眺めながらのんびりとキャンプができますよ。 ちなみに観察ハウスには研修室・シャワー室・事務室があり、シャワー室は有料ですが、それ以外は無料で利用可能。 加えて、キャンプ場の料金もなんと無料。宿泊はもちろん、デイキャンプも楽します。ただしオンラインから事前予約が必要となるので、その点だけお忘れなく。 水洗トイレやシャワーなどきれいな設備が評判で、とても無料とは思えない! とリピーターも多い人気のキャンプ場となっています。
ポニーのこはくちゃんがお出迎え
【山佐ダム体験交流施設 やまびこ】 安来市内からクルマで約30分ほどのところにある、ダム湖に面した自然いっぱいのキャンプ場。場内は上段と下段に分かれ、サイトにはクルマも乗り入れ可能。第1~3までの3つのフリーサイトは、一人1泊200円という格安価格で利用できます。支払いは料金箱に現金を入れる方式のため、小銭を多く持っていきましょう。 春には満開の桜が見られるので、お花見キャンプも楽しいですよ。 また、冬には雪がどっさり積もることも。キャンプ場へと向かう道中にも、美しい雪景色が広がります。 キャンプ場内には白と茶色の柄がかわいいポニーのこはくちゃんがいて、場内の草刈り(という名の食事?)をしてくれているそうです。 場内では薪の販売もあって、直火でなければ焚き火もOK。焚き火を使って、安来ならではのどじょう鍋を夕食にするのもおすすめです。 水洗トイレやシャワー、炊事棟などの設備も充実しており、そば打ちの体験道場もあります(要予約)。フリーサイトのほかにはコテージやバンガローもあり、豊かな自然の中でのんびりとアウトドアが楽しめます。 夜にはフクロウの鳴き声、朝には小鳥のさえずりやキツツキの木をつつく音が聞こえてくる素敵な場所で、ゆったりとキャンプをしてみましょう。 島根県安来市には、リーズナブルで自然を満喫できるキャンプ場があります。新鮮などじょうを味わったり、のどかな自然に癒されてみたり。みなさんもぜひ一度、安来市を訪れて快適なキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。 ちなみにどじょうや旬の地野菜は下記の店舗で購入できるので、安来に立ち寄った際には覗いてみてくださいね。
村上詩織(風来堂)