「株式分割」した大物10銘柄、その後どうなった? 任天堂・ファストリ・オリランドなど
今年から始まった新NISAでの投資を期待し、 2022年4月の東証再編後の2年間で、数多くの企業が株式分割を行ってきた。 株式分割は1株を複数の株に分割することであり、分割に伴い1株の値段も分割されるため理論上、保有する株の価値は変化しない。 だが、分割後は以前よりも購入しやすくなる。特に目を引く大物10銘柄の状況は、株式分割でどのように変化したか、その後を追った。 任天堂やファーストリテイリングといった多くの大物銘柄が、直近2年の間で株式分割を行っている。 日本株はもともと単元株制度によって、多くの銘柄で1株ずつの購入ができず、初心者が手を出しにくいという特徴があった。そのため、今年から始まった新NISAでの投資を期待し、 2022年4月の東証再編後の2年間で、数多くの企業が株式分割を行ってきたのだ。 株式分割は1株を複数の株に分割することであり、分割に伴い1株の値段も分割されるため理論上、保有する株の価値は変化しない。だが、分割後は以前よりも購入しやすくなるのだ。 直近2年で株式分割を実施した、特に目を引く大物10銘柄の状況は、どのように変化したのだろうか。その後を追った。 銘柄 分割日 分割比率 分割直後の終値 4/12の終値 任天堂 2022/10/01 1/10 5,820 7,735 ファーストリテイリング 2023/03/01 1/3 26,600 42,160 東京エレクトロン 2023/04/01 1/3 15,710 39,500 オリエンタルランド 2023/04/01 1/5 4,512 4,780 ファナック 2023/04/01 1/5 4,793 4,394 NTT 2023/07/01 1/25 171 175 デンソー 2023/10/01 1/4 2,405 2,968 村田製作所 2023/10/01 1/3 2,732 2,831 三菱商事 2024/01/01 1/3 2,288 3,617 セブン&アイHD 2024/03/01 1/3 2,190 2,000