絵本作家・荒井良二さんの世界にようこそ いわき市立美術館で企画展開幕 10月20日まで 福島県いわき市
日本を代表する絵本作家でアーティストの荒井良二さんの世界を紹介する企画展「new born荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」は7日、福島県いわき市のいわき市立美術館で始まった。絵本原画や絵画など約300点を10月20日まで展示している。 市立美術館、福島民報社などの主催。荒井さんは山形県生まれで、絵本や絵画、音楽、舞台芸術など多彩な活動を繰り広げる。2005(平成17)年には世界的な児童文学賞のアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初めて受賞し、国外での評価も高い。今回は新作のインスタレーションや愛蔵の小物も並べる。 初日は荒井さんと服部樹理市教育長、渡部育夫福島民報社いわき支社長らがテープカットした。荒井さんは「作品を通して社会とつながるきっかけを作り続けたい。多くの人に見てほしい」と話した。10月6日午後2時からは荒井さんによるアーティストトークも開催する。
開館時間は午前9時30分から午後5時(入場は午後4時30分)まで。