幻想的な明かりの下、新年の決意新たに 十和田・太素塚で元朝参り
十和田市の発展の礎を築いた先人が眠る太素塚で12月31日深夜から1日未明にかけて、恒例の「太素塚元朝参り」が行われた。あんどんの幻想的な明かりの下、訪れた市民らが新年への決意を新たにした。 太素塚は幕末に稲生川の開削に成功し、「三本木開拓の祖」とも呼ばれる新渡戸傳の墓所で、長男の十次郎や孫の稲造の分葬墓もある。 この日は、新渡戸塾子ども講座を受講した子どもたちが制作した大小のあんどんがともされ、柔らかい光が訪れた人々を迎えた。また、新渡戸記念館ボランティアKyosokyodo(共創郷土)が甘酒やお神酒を振る舞った。
デーリー東北新聞社