センバツ高校野球 常総学院 選手紹介 斎藤一磨投手 /茨城
◇父母の影響 好投誓う 斎藤一磨投手(2年) 桐生第一(群馬)で甲子園球児だった父勝広さん(47)と、高校までソフトボール選手だった母こずえさん(46)の影響で小学3年で野球を始めた。球威を磨くため、中学時代から7キロのダンベルを使って指を鍛える。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 1年秋にベンチ入りした一方で県大会での登板機会には恵まれずにいたが、最速135キロながらスピンの利いた直球と100キロ台の変化球で台頭。2年秋以降は同学年のエース小林芯汰と共に投手陣の屋台骨を担う。 昨秋の公式戦は7試合で救援し、16回3分の2を自責点0と好投。関東大会準決勝・作新学院(栃木)戦では七回に1死満塁のピンチを直球で切り抜けた。「メンタル面で成長でき、自分でも予想以上の力が出たと思う」と振り返る。「結果で両親を喜ばせたい」と全国制覇を誓う。=つづく ……………………………………………………………………………………………………… ◇斎藤一磨(さいとう・かずま)投手 前橋市立桂萱中出身▽182センチ、83キロ▽右投げ右打ち