50代・すっきり暮らしが実践する「ゴミ箱使い分け」。片づけやすい仕組みをつくる
置き場所に困る、インテリアの雰囲気を邪魔するなど、ゴミ箱にまつわる悩みはさまざま。そこで、ゴミ箱をより使いやすく、機能性とスタイリッシュさを両立できるアイデアを紹介します。語るのは、「ESSE収納グランプリ」でグランプリになった、50代のESSEオンラインライターです。 【写真】使わない米袋をゴミ箱として活用
キッチンのゴミ箱は“使い勝手”を重視
わが家では、キッチンのゴミ箱をゴミの種類ごとに使い分けています。 生ゴミ入れは、10年以上使っている「ブラバンシア12L」。掃除のときに動かしやすいように100円ショップのキャスターつき丸型花台に乗せています。購入時は「高いな」と思いましたが、シンプルなデザインが気に入っているのとつくりがしっかりしているのでまだまだ現役です。 冷蔵庫脇の約17cmの隙間には、米袋にゴミ袋をセットしてプラ資源ゴミを入れに。ゴミ袋のサイズに合わせて大きさを変えられるのが便利です。 ほかにも、ショルダーストラップをカットした無印良品のポリプロピレンシートのトートバッグは、ゴミの回収場所へ持って行くのが簡単で、汚れたら丸洗いもできるので長年愛用しています。
リビングのゴミ箱はインテリアに溶け込むものを
リビングのゴミ箱をどうするかは、ずいぶん悩みました。隠したい私と便利さを重視する家族、ゴミ箱のデザインも置き場所もいろいろと試しました。 現在はリビングの棚と壁の間にあえて隙間をつくり、そこに無印良品のフタなし木製角型のゴミ箱を置いています。袋止めワイヤーもついていますが、少し使いづらく感じたので、わたしはビニール袋ではなく紙袋を入れて使っています。完全に隠さず、でも存在感は控えめに。使いやすいベストな状態に落ち着きました。
洗面所のゴミ箱は不要な紙でつくった使い捨て式
狭くてゴミ箱を置くスペースも限られる洗面所。使用済みのフロスや綿棒、髪の毛など不衛生なものを捨てることが多いので、ゴミが捨てやすく、隠せる方法を考えました。 そこで取り入れたのが、不要な紙で折った使い捨てのゴミ箱を洗濯機の脇に設置するスタイルです。捨てるときはまるごと処分できて便利なのはもちろん、ストックの場所を取らないのも魅力です。
不要なチラシは、ためずにすぐ捨てられる仕組みに
郵便受けに投函されるチラシや、不要になった紙類の捨て場所は、リビング入口にぶら下げているかごバッグです。年季ものですが、部屋の雰囲気を邪魔せず、一見ゴミがはいっているようには見えないので、修理しながら使い続けています。たくさん入れることはできないので、週1の回収日にこまめに出す仕組みが自然にできているのもメリットだと感じています。 各部屋のゴミ箱は、アイテム選びや置き場所を試行錯誤しながら現在のベストな形にたどり着きました。参考になればうれしいです。
小林