<劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!>結束バンドインタビュー(1) 涙の理由は?
水野さん 始まりにもびっくりしましたし、挿入歌のように結束バンドの楽曲が入ってくるところにも感動しました。楽曲に合わせてストーリーをきっちり見せているところがすごいんですよね。
鈴代さん 想像と180度違う始まり方でしたよね。終わり方は、テレビアニメと同じでしたが、それも含めて、印象が全然違うんです。空気感が全然違って、元々、劇場用として作られたようにも感じました。テレビアニメは真面目なシーンの後にコミカルなシーンがすぐ挟まり、そのテンポの良さが魅力でしたが、劇場はまた違うテンポの良さがあります。全く別もののように感じられて。組み立て方で、こんなに違って見えるんだ!と純粋に感動しました。
長谷川さん 最初、試写会で見たのですが、行くまでは、泣くつもりはなくて、振り返ろうとしていました。でも、泣きました。すぐに泣きました。
鈴代さん 最初からブン刺さって泣きましたよね。
長谷川さん そうそう。何回も見返しているはずなのに、新鮮な気持ちで涙が出たんです。関係者の方と一緒に見たのですが、劇場総集編で初めて「ぼっち・ざ・ろっく!」を見た方も泣いていました。何度も見た人も初めての人にも心に刺さる劇場総集編になっていて、さすが「ぼっち・ざ・ろっく!」のスタッフ!と改めて感じました。
ーー後編に期待していることは?
鈴代さん 前編は第1~8話の総集編でしたが、残りは第9~12話なのでゆったり描くのかな? 前編で新規カットがあったから、後編は……と期待しています。実はまだ何も知らないので。
インタビュー(2)に続く。