歌手のMISIAさんが22日、能登半島地震の被災地支援のため避難所を訪れ炊き出しを実施。被災者へメッセージを送りました。 【画像】MISIA　東大寺でステージ　堂本剛とコラボも 全国アリーナツアーの福井公演を終えた翌日、石川県に向かったというMISIAさん。石川県は、森の保全活動を通じて生物多様性の保全の重要性を訴える『MISIAの森』というプロジェクトをスタートさせた縁がある地でもあり、”力になりたい”と、炊き出しを行いました。実施に向けては現地の関係者に必要な支援を聞き取り、地元の自治体や避難所と調整を行ったといいます。

珠洲市　蛸島小学校に訪れたMISIAさん　提供：株式会社リズメディア

今回MISIAさんが訪れたのは、珠洲市と能登町の2か所の避難所。炊き出しにはMISIAさんと同じ系列会社に所属する俳優の小出恵介さんらと共に、計500食のカレーを手渡ししました。そのほかにもハンドクリームやツアータオル、ツアーTシャツなどを配布。MISIAさんは「新鮮な野菜がとりにくいということで、たくさんほうれん草を入れたら“これがうれしい”っておっしゃっていたのが印象的で、温かいご飯も“温かい！”って持った瞬間に言ってらっしゃって。作りたてのご飯を食べることがすごく大変っていうのと、断水で食器を洗うこともできないので、使い捨てのお皿が重要だったりとか、実際に見ないと分からないことも多かった。今、被災地が何を必要としてるのかっていうのを全国の皆さんで学んでいって、しっかりと助け合う形ができたらいい」と振り返りました。 また、被災者の方々へ「すごく不安な中で過ごしてらっしゃると思うんですけども、まずはやっぱり体が元気であるっていうことが今を乗り越えるための力になると思いますので、健やかに過ごしていただきたい、元気でいてくださいっていう思いですね。頑張ってという簡単な一言よりも、やはり今は元気でいてください」とメッセージを送りました。