今季のマンU選手《ワーストTOP5》に2人も新戦力の名が 計1億3200万ポンドの新戦力がヒットせず
前半戦は苦いものに
今季のマンチェスター・ユナイテッドで誤算の1つとなったのは、新戦力がそこまでヒットしなかったことだ。 今回英『GIVE ME SPORT』は、今季の『マンUワースト選手ランキング』を作成しているが、そのワースト5には新戦力が2人も入っている。 このワーストランキングは、データサイト『WhoScored』の平均採点を基に作成されているが、まずワースト5位はチェルシーから加えたMFメイソン・マウントだ。 マウントの場合は怪我の問題もあるが、ここまで平均採点は6.37点。まだマンUでは得点もなく、獲得に6000万ポンドを費やしたことを考えれば納得できる結果ではない。同メディアもクラブに価値をもたらしたのか疑問と厳しい評価を下しており、現状はワースト5に入ってしまうのも仕方がない。 4位は若いFWファクンド・ペリストリ(6.34点)、3位はFWアントニー・マルシャル(6.32点)と続き、2位には新戦力のFWラスムス・ホイルンドで6.23点だ。 ホイルンドはチャンピオンズリーグでこそ結果を残したが、プレミアリーグの方ではまだ1ゴールしか決めていない。ホイルンドの獲得にも7200万ポンドと高額な移籍金が動いているだけに、納得できる成績ではない。 ワースト1位は、DFリサンドロ・マルティネスで6.17点となっている。ただ、マルティネスは怪我で早々に離脱している。僅か5試合の採点が響いた格好となっており、実質的にはホイルンドがワーストとの評価になってしまうのかもしれない。 資金を投じた新戦力2人がワースト5に入ってしまうのは厳しいが、昨の補強戦略は正しかったのか。
構成/ザ・ワールド編集部