中尾広道×渡辺大知の「道行き」PFFでお披露目決定、人間国宝・桐竹勘十郎が映画初出演
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が企画、製作、公開をプロデュースする長編映画製作援助システム「PFFスカラシップ」。第28回スカラシップ作品にあたる、渡辺大知の主演映画「道行き」の撮影が終了し、第46回ぴあフィルムフェスティバル2024内で披露されると決定した。 【予告編はこちら】白石和彌が「罪深い映画」と絶賛、スカラシップのきっかけになった「おばけ」 「道行き」は、奈良・御所市に代々暮らす梅本と、彼が所有する古民家を購入し、大阪から移住して改修工事を進める青年・駒井の物語。梅本が語る昔の町や家に流れてきた時間の話が、駒井に大切な風景を思い出させる様子が描かれる。 同作は3月に御所市、6月に岐阜・本巣市で撮影が行われた。監督・脚本・編集を担ったのは、「おばけ」でPFFアワード2019グランプリを受賞した中尾広道。渡辺が駒井に扮し、人形浄瑠璃文楽の人形遣いで重要無形文化財保持者(人間国宝)の桐竹勘十郎が俳優として映画初出演を果たした。細馬宏通、田村塁希、大塚まさじもキャストに名を連ねる。 9月19日夜実施のお披露目上映会には、中尾、渡辺が来場する予定だ。詳細は追って発表される。 なお第46回ぴあフィルムフェスティバル2024は、9月7日から21日にかけて東京・国立映画アーカイブで開催。11月9日から17日まで京都・京都文化博物館でも行われる。 ■ 第46回ぴあフィルムフェスティバル2024 2024年9月7日(土)~21日(土)東京都 国立映画アーカイブ ※月曜休館 ■ ぴあフィルムフェスティバル in 京都2024 2024年11月9日(土)~17日(日)京都府 京都文化博物館 ※月曜休館 (c)2024 ぴあ、ホリプロ、日活、電通、博報堂DYメディアパートナーズ、一般社団法人PFF