新契約を締結したサム・カー [写真]=Getty Images

　チェルシー・ウィメンズ（女子チーム）は13日、オーストラリア代表FWサム・カーと契約延長に至ったことを発表した。なお、新契約は2026年夏までとなる。 　現在30歳のサム・カーは2019－20シーズン途中にチェルシーに加入して以降、エースとしてチームを牽引。これまでFA女子スーパーリーグ（FAWSL）では5度、FAカップでは3度、リーグ・カップでは2度、コミュニティ・シールドでは1度の優勝を経験するなど数多くのタイトルをチームにもたらした。また、イングランドサッカー記者協会（FWA）選出の女子年間最優秀選手賞を2年連続で獲得した史上初の選手になるなど、数多くの個人タイトルも獲得している。 　2023－24シーズンはひざの負傷の影響でリーグ戦はわずか8試合出場で4ゴールを記録するにとどまってしまい、2024年6月30日限りで契約満了を迎えることから、去就には注目が集まっていたなか、新たに2年契約を締結したことが明らかになった。 　新契約を締結したサム・カーはクラブ公式サイトで、「私にとってはとても楽しみで、とても誇らしい瞬間です。チェルシーのようなクラブにとどまる機会を得られたことは私にとって大きな意味があります。これからも努力を続けて、トロフィーを獲得できることをとても楽しみにしています」と喜びのコメントを発表している。