【2024総決算】殺人に白昼強盗…闇バイトで逮捕者も「事件・事故」で振り返る波乱の1年
賑わい戻り 県警初の「繁華街対策課」発足
CH.4は新型コロナの外出制限が無くなり、賑わいを取り戻しつつある松山市の繁華街を舞台に取材にあたりました。 人の動きが活発になるのにあわせ、夜市での警察官の出動も増加。
パトロール中には…未成年による喫煙。県警によると県内の不良行為少年の補導件数は、2016年から減少傾向にあったものの、去年は1800件あまりと増加。新型コロナによる外出制限などがなくなったことが1つの要因だと分析しています。
そして今年、繁華街で横行していたのが… 客引き: 「キャバクラ、20後半から30前半で、落ち着いて飲む感じですね。若めでお試しでどうですか」 客引き: 「キャバクラ行くっすか?1人5000円で女の子ついてるんですけど」 キャバクラやホストクラブなど接待行為を伴う店に勧誘する“客引き”です。県の迷惑行為防止条例違反で全面的に禁止されているこの行為。
松山東警察署 高橋良作署長: 「違法行為の徹底的な摘発環境浄化対策等に取り組むなど各種の治安対策協力に推進していただきたい」 松山東警察署に、今年設置されたのが繁華街対策課です。特殊詐欺グループなどの情報収集や分析を行うほか、番町・八坂エリアでの違法風俗店や悪質な客引きに対する取り締まりを強化しています。 繁華街対策課の設置以降、県警は客引きやスカウトなどを去年の2倍のペースで検挙しているということです。
松山総合公園で相次いだネコ不審死 大学生を逮捕
山本さん: 「ここで横たわっていたんですよ。こちらに頭があってこういう状態で横になっていて」 8月以降松山総合公園でネコの不審死が相次ぎました。 公園利用者: 「ちょっと怖いですね」 公園利用者: 「孫たちはネコに会いにに来よったんやけどそれ(不審死)を聞いてから怖くて来れないって最近来てない」 松山市の職員は公園内のパトロールや新たに防犯カメラを設置するなど対策をとりました。
そして先月。 滝口記者: 「今、佐藤容疑者を乗せたとみられる車が松山東警察署を出発しました」 警察は、松山市内に住む男子大学生を自宅などでネコ1匹の両手足を切断するなどして殺したうえで、松山総合公園内の車道に遺棄した疑いで逮捕。大学生は容疑を認めていて、一連の事件への関与をほのめかす供述をしているということです。