【中継録画】第161回「芥川賞・直木賞」発表 古市憲寿さんまた受賞ならず
第161回芥川賞・直木賞(2019年上半期、日本文学振興会主催)の受賞作が17日夜、発表される。 【動画】第161回「芥川賞・直木賞」発表 受賞者が会見 芥川賞は、前回に続いてノミネートされた社会学者の古市憲寿さんの「百の夜は跳ねて」など5作が候補入り。直木賞は、山本周五郎賞を受賞している朝倉かすみさんの「平場の月」など6作がノミネートされており、史上初めて候補者全員が女性となっている。 ノミネート作品は以下の通り。
【芥川賞候補】(作者名50音順)
・今村夏子(いまむら・なつこ)「むらさきのスカートの女」(小説トリッパー 春号) ・高山羽根子(たかやま・はねこ)「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」(すばる 5月号) ・古市憲寿(ふるいち・のりとし)「百の夜は跳ねて」(新潮 6月号) ・古川真人(ふるかわ・まこと)「ラッコの家」(文學界 1月号) ・李琴峰(り・ことみ)「五つ数えれば三日月が」(文學界 6月号)
【直木賞候補】(作者名50音順)
・朝倉かすみ(あさくら・かすみ)「平場の月」(光文社) ・大島真寿美(おおしま・ますみ)「渦 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 魂結(たまむす)び」(文藝春秋) ・窪美澄(くぼ・みすみ)「トリニティ」(新潮社) ・澤田瞳子(さわだ・とうこ)「落花」(中央公論新社) ・原田マハ(はらだ・まは)「美しき愚かものたちのタブロー」(文藝春秋) ・柚木麻子(ゆずき・あさこ)「マジカルグランマ」(朝日新聞出版)
※芥川賞・直木賞作品のはり出しや受賞者会見の模様をTHE PAGEのYouTubeチャンネルでライブ配信します