20年ぶり2度目…レティシア王妃、義母から譲り受けたジュエリーをつけ公務へ
スペインのレティシア王妃は1月31日（現地時間）、首都マドリードにあるサルスエラ宮殿で開催された外交レセプションに出席しました。 【写真】軍服姿のスペイン・レオノール王女、入隊式で「国旗にキス」 このとき王妃が身に着けていたのは、ホワイトゴールドにティアドロップ型のパールとサファイヤ、ダイヤモンドがセットされたネックレス。フェリペ国王との結婚式の前日にエル・パルド宮殿で開かれた公式夕食会で使用して以来、およそ20年ぶりに、公の場でこのネックレスを披露しました。
フェリペ皇太子とレティシア・オルティスさん（当時）2004年5月21日撮影 各国のロイヤル関する情報を提供しているブログ『ロイヤル・ウォッチャー』によると、レティシア王妃はフェリペ国王と婚約した直後、サルスエラ宮殿で開かれたプライベートな昼食会で、間もなく義理の母となるソフィア王妃（当時）から直接、このサファイヤのネックレスと、イヤリングをセットで贈られたそうです。
レティシア王妃、2024年1月31日撮影 そのネックレスは、ソフィア前王妃が1962年にフアン・カルロス前国王と結婚したときに、プレゼントされたものだといいます。 ただ、スペインの作家でジャーナリストのピラール・ウルバーノさんが執筆したソフィア前王妃の伝記、『La Reina Muy de Cerca』には、「王妃はそれを、王室所有の宝飾品、クラウン・ジュエルズに含まれるものではなかった」ことを明かしたものの、「誰から贈られたものであるかについては、語らなかった」と記されています。 レティシア王妃はこのジュエリーのセットを贈られて以降、何度か（特に2020年に）、イヤリングだけを使用していました。
サルスエラ宮殿での外交レセプションでは、レティシア王妃がつけていたダイヤモンドのブレスレットが外れ、落ちてしまうというハプニングがありました。 このとき、フェリペ国王が王妃の右手首にそのブレスレットをつけなおしてあげる様子が、カメラに捉えられています。
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