「収入を生み出す鍵」 バルセロナのスペイン代表FWフェラン・トーレスにチームの居場所なし!? 「売却に意欲」
バルセロナでプレーするスペイン代表FWフェラン・トーレスが、今冬に売却される可能性が高いようだ。スペインメディア『fichajes.net』が、現地時間10月1日に報じている。フェラン・トーレスは、2027年6月30日まで契約を残しているが、退団する見込みが浮上している。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 2021年冬に5500万ユーロ(当時のレートで約71億円)もの移籍金で、マンチェスター・シティからバルセロナに加入したフェラン・トーレス。これまでカタルーニャのクラブで121試合に出場しているものの、26ゴールと15アシストに留まり、移籍金に見合った活躍を披露できていないのが現状だ。今季も8試合で1ゴールのみとファンを納得させるような結果を残せていない。スペイン代表アタッカーには今夏の移籍市場で、ニューカッスル・ユナイテッドからの関心が伝えられていたが、最終的には残留した。 同メディアは「フェラン・トーレスは、ハンジ・フリック監督の放出候補の一人であり、彼の退団は差し迫っている」と伝えたうえで「フリック監督は、次の冬のマーケットでのフェラン・トーレスの売却に意欲を示している。同選手の退団は、クラブが新たなアタッカーと契約するための収入を生み出す鍵となるが、これはバルセロナの計画における優先事項となっている」と報じている。 それでも「バレンシア州出身のFWは、クラブを離れることに消極的な姿勢を示しており、短期的には売却の可能性が複雑になっている。ファンやコーチングスタッフからのプレッシャーにも関わらず、フェラン・トーレスはチームに残る決意を示している模様で、交渉が行き詰まることもあり得る」と記し、クラブの思惑通りに事が進まない可能性について指摘している。
フットボールチャンネル編集部