「ねこおじ」の漫画家・やじまさんの「わたしのお正月」
アイデアを練り、取材にでかけ、締切に追われ……。いつも忙しい漫画家のみなさんは、お正月をどう過ごす? 『ねこに転生したおじさん』(通称「ねこおじ」)がSNSで話題沸騰中の漫画家・やじまさんは、お正月に“これ”を見つけると嬉しいそうです。 【写真を見る】イラストの全貌をチェック!
正月のシャッターが閉まってる店の多い商店街が好きだ。 正月の商店街には「テン、テレレレレレレ…」という、 琴なのかなんなのかわからない楽器の正月っぽいBGMが流れていたりする。それも良い。 1日は大体の店が閉まっている。和菓子屋は結構開いてる。 多分、親戚の家に行くときに買って行くのかもしれない。 2日、3日と開く店が増えて、4日には7割がた開いている。 5日ともなるとほとんど開いてしまう。 そんな中に“新年は8日より営業します”という 力強い休み宣言の文言を見ると、 「あ! 7日までお正月なんだ」とすごく嬉しくなる。 正月の間は、少しずつ薄れていく正月を惜しみながら歩く。 やじま SNSを中心に活動する漫画家。2023年に福岡市に移住。同年2月、落書きで描いた1枚イラスト「ねこに転生したおじさん」がSNSで話題になり、漫画として投稿を開始。23年12月に単行本1巻が発売された。