冬コーデをグンと格上げ! 【ブーツ】で仕上げる大人の着こなし10連発!
真っ黒な都会派カジュアルの理想形がこちら。各アイテムの素材感が違うため、黒一色でも表情は豊か。印象は立体的でスタイリッシュだ。ダウンベストとワークブーツは、本来ならアウトドアテイスト漂うところだが、どちらも土っぽさが感じられないのは黒だからこそ。さらに黒のニットと5ポケットパンツですっきり感を強調した点も計算づくと見た。〈リシャールミル〉の格上時計もこれで際立つ。
ロゴ入りスウェットパンツに、渋い茶のムートンジャケットと白パーカというスタイル。上下ともにほどよいボリューム感があり、やはりリラックスした印象に。なかなか個性的なレイヤードだが、編み上げブーツに楽チンパンツの裾をインすることで、全体のシルエットを上手に整えている。イン使いした白パーカを首元、裾、袖口に効かせて、ヌケ感を出しているのもうまい!
冬の定番アウターのひとつムートン。ワイルドさがありつつも、リッチな印象でまさに大人向き。ただ、都会で着るには、少々重苦しい印象になることもある。そんなムートンの着こなしにこそマフラーは相性がいい。しかも、クリスのように、風になびくようにタラリとさせるのが肝心。もしこれがグルグル巻きにしていたら暑苦しくて逆効果かも。インは、細めの黒パンツと黒ブーツでスッキリ着こなせば、マフラー効果も際立つってもの。
俳優のジェイコブ・エロルディ。彼はダブルのチェスターフィールドコートにパーカ、スウェットパンツを合わせたスポーティミックスを披露。パーカとスウェットパンツを合わせるあたりは、こなれて見せる常套手段と覚えておくといいかも。そんな中、特に注目したいのはスウェットパンツ。また、かなり太めのタイプを合わせているのがポイント。細身のスウェットパンツを合わせるよりは鮮度が高く、ロングコート姿がグッと今どきになるのはご覧のとおり。足元はスニーカーではなく、ブーツでロングコートの雰囲気とバランスを取っているのもうまい!
深グリーンの上品なダブル仕立てコートに身を包んだマシュー。インはTシャツ、デニムにブーツと、すべて武骨なアメカジまとめ。とはいえ、シンプルな定番アイテムなので主張が強すぎず、上品コートとも上手に馴染んでいる。普通であれば、こういったダブルのコートはコンサバに見えがちだが、そうならないのが彼らしい。というのも、ウールやメルトン生地ではない、ひとクセあるモコモコ素材をチョイスしているから。見た目に立体感が出て、存在感も抜群。彼のバランスよくカジュアルダウンさせるこのテク、真似したい!
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