【香港】新投資移民制度、申請数500件超に
香港政府投資促進署(インベスト香港)は16日、3月に始まった新たな投資移民制度「新資本投資者入境計画」について、受け付けた申請数が今月13日までに500件を超えたと明らかにした。 申請者の純資産に関する審査では448件を認可した。要件である最低3,000万HKドル(約5億4,000万円)の投資を既に完了したのは47件。制度に関する問い合わせは5,000件を超えた。 新制度では、投資要件を満たして申請が承認されれば、配偶者と18歳未満で未婚の扶養家族も帯同できる。居住できる期間は最長2年間だが、その後は最長3年間ずつ延長を申請でき、連続して7年以上居住すれば香港永住権の取得が可能となる。 投資促進署は16日から、オンラインでも純資産と投資要件の適否に関する審査を受け付けるとしている。