"手織りの佐賀錦で作る" ひな人形や兜など100点以上が並ぶ作品展【佐賀県】
サガテレビ
手織りの佐賀錦で作るひな人形や兜など、100点以上が並ぶ作品展が佐賀市で開かれています。 この作品展は、30年以上趣味として佐賀錦を織り続けている佐賀市在住の藤山育子さんが、佐賀の伝統工芸「佐賀錦」を身近に楽しんでもらい、後世に受け継ごうと毎年開いているもので、今回で13回目となります。 会場には、華やかな衣装を身にまとったひな人形や兜、干支の置物、アクセサリーなど一つ一つ手作りされた100点以上の作品が並べられています。 こちらは、藤山さんが毎年作っている定番のひな人形「皇華立雛」です。 人形の表情が好評で、その表情に合わせた佐賀錦の模様や配色を考えているということです。 【訪れた人】 「寒かったけどほっこりしましたここに来て。きらびやかさが違いますよね佐賀錦は」 【藤山育子さん】 「努力して楽しんで織っていますので、一人でも多くの方に見ていただきたいなと思っている」 作品展は1月13日まで、佐賀市の岡田三郎助アトリエで開かれるほか、佐賀城下ひなまつりでは南里邸に展示するということですが、高齢のため自宅以外での展示は今回で最後としています。
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