貸した人たちがブチギレ…!「1億円金銭トラブル」の「ガキ使」名物Pが語った「呆れた言い訳」
前編記事『【独自】1億円貸したのに返ってこない…! 「ガキ使」名物プロデューサーに発覚した「大規模金銭トラブル」』より続く。 【画像】テレビマンが「使いたくない大御所」を暴露…ワースト1位の「意外な名前」
フェスで負った大損失
『ガキ使』の名物プロデューサーに降ってわいた金銭トラブル。当の中村氏は、A氏の怒りにどう返答するのか。本誌の電話取材に応じた中村氏は、返済滞納の事実を認めた上で、こう弁明した。 「フェスには総額2億円以上かかったのですが、保険屋との交渉がうまくいかず、想定していた額の6割ほどしか入ってこなかったんです。そこからとりあえず2000万円をAさんに戻し、残りは別に割り振って……」 一方で、連絡が取れていないことについては、 「体調不良などいろいろなことがあった」 と語った中村氏。そして、今後の返済計画について尋ねると、驚きの近況を明かしたのだった。
「諦めましょう、全部」
「実は昨年8月にガキ使をはじめ、テレビの仕事を全部降りたんです。(テレビの仕事だけだと)もう返すアレがないので。もっと大きなプロジェクトをやらなければと」 なんと、約30年務めたガキ使のプロデューサーの職を辞したというのだ。その「大きなプロジェクト」の一つとして、中村氏自らが製作総指揮を務める北乃きいと本郷奏多のW主演映画を今年7月に公開する予定だという。 「それである程度回収して返さないと……」 そう話した中村氏だが、取材の最後には突如、こうため息をついた。 「でも、これが記事に出るとなると、全部潰れそうな気がしてきましたね。わかりました。もう諦めましょう、全部」
日テレは素っ気ない回答
中村氏が「ガキ使プロデューサー」という信用でカネを集め、金銭トラブルを起こしていることについて、本誌は日テレにも質問書を送った。すると日テレは、次のように回答した。 「お問い合わせのあった中村喜伸氏は現在、弊社の番組制作に関わっておりません」 返済を考えていると言ったり諦めたり……。中村氏の態度に、カネを貸した人たちこそ、「ガキの使いやあらへんで!」と言いたいことだろう。 「週刊現代」2024年4月20日号より ・・・・・ 【もっと読む】『「スタジオで嫌われているMC」を緊急調査! 2位宮根誠司、3位マツコ・デラックス…不名誉の1位となった「超人気者の名前」』
週刊現代(講談社)