センバツ21世紀枠 四国候補校に香川・高松第一 /徳島
2022年春に開催される第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」で9地区の候補校が10日発表され、四国からは高松第一(高松市)が選ばれた。香川県内から地区候補校が選ばれるのは第88回大会(2016年)の小豆島(現小豆島中央)以来となる。 高松第一は香川県内唯一の市立学校。県を代表する進学校として学業と部活動を両立させている。チームは学校から約10キロ離れた同市三谷町のグラウンドにバスで移動するなど練習場所や時間の制約を受けながらも、秋の県大会でベスト8に進出したことが評価された。 この日は搆(かまえ)口顕太郎監督(36)がグラウンドで地区候補決定を選手らに報告。「21世紀枠に選ばれる選ばれないに関係なく、今まで通り一生懸命練習していこう」と述べた。2年の山下悠馬主将(17)は「これからは弱点の打撃面を底上げしていく」と意気込んだ。 22年1月28日の選考委員会で地区候補9校の中から3校が21世紀枠に選ばれ、3月18日に開幕するセンバツに出場する。【川原聖史】