【密着】カナダで道に迷ったことから人生が一変 ブーツ職人になった息子へ届ける母の想い
思いもよらない出合いから、かつて母が志した世界と同じ道を進むことになった息子への届け物は―
思いもよらない出合いから、計らずも母が志した世界と同じ道へ進むことになった息子へ、届け物は母・明子さんが作った革のレリーフ。丸い形に加工された革に鶏が立体的に彫り込まれている。昔から実家に飾ってあったものだが、恭介さんもこれが一体何なのかは知らないという。すると明子さんからの手紙には、「この作品、実は未完の掛時計です」とその答えが。改めてじっくりレリーフを眺めた恭介さんは、「正直、僕には作れない。母親がこういったジャンルの革職人としていろいろ取り組んできたというのは、今となればこれを見ただけでわかりますね」と感服する。そして「託されたんですね。母から受け取ったバトンをずっと使いたいと思います」と伝え、工房の一角にレリーフを大切に飾るのだった。 (読売テレビ「グッと!地球便」2024年4月7日放送)
読売テレビ「グッと!地球便」