【新型ランクル250続報】トヨタさんへ。国内向け年間2万7000台とかマジで作れるんですか?
受注休止確定? 世界の高評価も日本のお客様には裏目
4月18日、待望の新型ランドクルーザー250が正式発売を迎えました。ニュースリリースによれば月間基準台数は2250台。1年間にすれば×12ですから生産開始から1年で2万7000台が国内に出まわる計算。 この記事の他の画像を見る
新型デビューを記念したファーストエディションの限定販売台数が8000台。生産スケジュールが順調なら年内には全車納車を迎えるはず。なんせ月間基準台数2250台ですから4ヶ月もあれば十分生産できる計算に。
ところがドッコイ! ワイの知人が無事サインを追え丸目のファーストエディション(ガソリン)を成約できたのですが、懇意の店舗の販売枠があっと驚くタメゴローの2年でディーゼル2台とガソリン8台という内訳。このままじゃランクル一揆が起こるんじゃないでしょうか?
じつはココ、日本有数の拠点数をもつ販社なんですが、販社全体でもディーゼル5台、ガソリン18台という生産枠なんだとか。様々に情報が錯綜するなか、こりゃあ真相を確かめるべく要追加取材案件と思う次第。
振り返ればランクル70も案内があり、その時で「2年待ちでよければ……」とセールスさん。たとえ長年お付き合いのある気心知れたお客様とはいえ、どう考えても2年待ちなんて気安く声を掛けられる状況じゃありません。
とあるリサーチ会社が2023年に公表した全国のトヨタディーラーの店舗数は約4900+α。コレを前提に平均値を計算すると、各拠点とも最低1台はファーストエディションの割当がある感じ。冒頭で触れたように年間2万7000台の生産計画なら各拠点1年間に5~6台収められる状況ですが実現するのでしょうか?
というワケで、ランクル250は丸目か角目か悩む以前に買えないクルマであることが確定。まあ、お値段も上がったことですし、破れかぶれでレクサスGX550を狙うのも傾奇者な感じ一興と判断。
コチラも狭き門ですが拠点数は200+α。さらにローンチモデルのオーバートレイル+はわずか100台ですが抽選販売。取り急ぎエントリーしておきますか!? Text:Seiichi Norishige
教重 誠一