猪骨ラーメン、味は上々 氷見高生(富山)、レシピ完成で報告会
氷見高校農業科学科の3年生が、地元のイノシシを活用した猪骨(ししこつ)ラーメンなど3品のレシピを完成させ、同校で12日、報告した。 富山県氷見市内の農作物に被害をもたらすイノシシの肉を活用しようと、同校は2018年から市、名城大と共同研究している。 林利哉名城大教授の助言を受け、3年生5人が5月から猪骨ラーメン、チャーシュー、ジャーキーのレシピ開発に取り組んだ。圧力鍋で煮込んで肉を軟らかくし、ラーメンはみそを加えて味を調えた。 報告会には同科3年生19人が参加。生徒が試食し、「豚骨のような風味」「しっかり肉の味がする」と話していた。開発メンバーの矢冨悠人さんは「硬さやにおいを改善するのが大変だった。おいしいと言ってもらえてうれしい」と話した。