フロントブレーキとクラッチレバーの指かけ本数って何本がデフォルト?
そして3本がけのメリットとしては、4本がけに比べて入力加減を調節しやすく、1本がけや2本がけに比べてに強い力が入れられることが挙げられます。 そのため、2本がけと3本がけを状況によって使い分けているライダーも少なくないと言います。また3本がけは、1本がけや2本がけより手首や指の負荷が少ないことから、スロットルを操作しない場面で使用する場合もあります。 ただ3本がけのデメリットとして、スロットルが操作しづらいことが挙げられます。親指と人差し指では力が入りにくいため、3本がけでブレーキ、2本がけでスロットル操作のような使い方をするとよいかもしれません。 そして2本がけのメリットは、ほどよくブレーキやクラッチに力を入れられるため、レバー入力がしやすいこと。2本がけは人差し指と中指をブレーキに置いて握る人が多いようです。 ただ、2本がけは握力が弱い人や指の短い人には、ブレーキやクラッチに力が伝わりにくくなってしまうことも少なくない、というデメリットもあります。自分が運転しやすいスタイルを十分に理解し、安全な走行を心がけましょう。
そして最後に、1本がけのメリットはバイクのコントロールがしやすいことです。人差し指だけブレーキやグリップに置く人も多く、バイクのグリップをメインに握るため操作がしやすいという特徴があります。 ただ人差し指が離れてしまうと、ブレーキやクラッチができない危険性も。このような場合は、すぐに2本がけや3本がけに対応する必要があるため、テクニックが求められるようです。 ※ ※ ※ このようにフロントブレーキとクラッチレバーの指かけ本数には、正解も不正解もありません。初心者は4本がけでバイクを運転して、慣れたら3本がけに挑戦してみるとよいでしょう。ただ人によって合うスタイルが異なる上に、指かけ本数を変えたばかりでは危険も伴うため、注意してバイクの運転をおこないたいものです。
Peacock Blue K.K.