デ・ブライネに続きルカクもサウジアラビアへの移籍に言及「多くの選手がそこでプレーするようになるだろう」
ベルギー代表FWのロメル・ルカクが、サウジアラビアへの移籍について言及した。 今シーズン、チェルシーからローマにレンタル移籍したルカクは公式戦47試合に出場し、21ゴール4アシストを記録した。今シーズン終了後、所属元のチェルシーへ復帰することが決まっているが、来シーズンの去就は不透明となっている。チェルシーは完全移籍での放出を視野に入れており、3700万ポンド(約73億円)程度の移籍金を求めるようだ。 【動画|アタランタ vs ASローマ】ルカク所属のローマ 試合ハイライト 23/24シーズン セリエA 第36節 現在はアントニオ・コンテ監督が就任したナポリや、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェがルカク獲得に興味を示していると報じられている。 ベルギーメディア『VTM』のインタビューに応じたルカクは、サウジアラビアへの移籍を好意的に捉えているようで次のようにコメントを残している。 「サウジアラビアは僕を止めることはできないだろう。そしてレベルは、多くの人が考えるよりもはるかに高い水準に上がっている。今後はますます、多くの選手がそこでプレーするようになるだろう。インフラの改善はすべきだが、ヨーロッパの主要クラブは『サウジアラビアが来る』と理解している。ボクシング、ゴルフ、F1では、すでにその兆候が見られている」 またルカクは、今シーズンの開幕前にサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルへの移籍が目前に迫っていたが、破談となりローマへの移籍が決まった。その当時の様子を以下のように語っている。 「あの時は本当に緊張した。二週間に渡り、『よし、行く』『いや、行かない』と考えを巡らせた。みんながサウジアラビアへ移籍したのは、僕が契約しようとした後だったから、怖かったよ」 ベルギー代表で同僚のケヴィン・デ・ブライネも将来的なサウジ・プロフェッショナルリーグへの移籍について、「信じられないお金を手にすることができると考えると、選択肢に入れる必要がある」と自身の見解を示し、将来的なサウジアラビアのクラブへの移籍を示唆している。
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