タイトリスト「GTシリーズ」ドライバー3種類をプロが解説! “操作性”と“直進性” それぞれを調査!【ガチ試打計測・動画あり】
次に『GT3』を試打
まず癸生川プロは見た目の印象を「『GT2』よりも『3』のほうがディープフェースで、ちょっと難しく感じます。でも球が上がらないと心配することはないですね。ソールのウェイトの位置が『2』よりも『3』は少し前にあるのはスピンを減らすためのものでしょうね」。 次に試打後の感想は。 「ちょっと形状的になんだろう、無意識に球が逃げそうな感じがするのか、球をつかまえたくなっちゃうんですよね」
【試打データ】 トラックマン4のデータ クラブスピード⚫︎47.6m/s ボール初速⚫︎70.2m/s 打ち出し角⚫︎13.6度 スピン量⚫︎2671rpm 降下角⚫︎37.1度 キャリー⚫︎271.0Y 飛距離⚫︎296.3Y 打ち出し方向⚫︎1.2度左 スピンアクシス⚫︎3.1度左 SIDE⚫︎16.5Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト⚫︎0ミリ Vインパクト⚫︎2ミリ高 試打データを見ての小島プロがヘッド特性を解説する。 「ちょっと左につかまった弾道になっていますけど、コメントにあるようにこれがつかまえにいった結果なら、操作性は良いと言っていいと思います。『GT2』と『GT3』はヘッド容積は同じなのですが、重心位置を変えたり、シャーシ(形状)を変えたりすることで、操作をしやすくしているということです」
最後に『GT4』を試打
まず癸生川プロの見た目の印象から「ヘッドは見た目、小さいですが、でもそこまで小さいという感じはしません。構えた時にフェースインサートの部分が大きく見えることで、当たることに関してそんなに難しそうに見えないです」。 試打後の打感や感想は「飛んで行く球が強いなという印象ですね。ヘッドが小さいので、ダウンスウィングではクラブをスッと下ろしやすいです。ただ、3つのヘッドの中では、自分はこの『GT4』が一番打ちづらいという印象をもちました」。
【試打データ】 トラックマン4のデータ クラブスピード⚫︎47.7m/s ボール初速⚫︎71.0m/s 打ち出し角⚫︎12.6度 スピン量⚫︎2835rpm 降下角⚫︎38.4度 キャリー⚫︎2688rpm 飛距離⚫︎292.7Y 打ち出し方向⚫︎2.8度左 スピンアクシス⚫︎9.7度右 SIDE⚫︎4.7Y右 GCクワッドのデータ Hインパクト⚫︎1ミリトウ Vインパクト⚫︎2ミリ高 試打データを見ての小島プロのヘッド特性分析は。 「430ccとやや小ぶりのヘッドなので、自分でヘッドを操作して球をコントロールしたいという人に向いていると思います。あと、左に行きにくいヘッド特性で、フェードを打っていくイメージが出やすいかなという感じです」
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