中山秀征、キャリアを支えた志村けんさんや上岡龍太郎さんの言葉を明かす「やりたいことができなかったから今がある」
タレントの中山秀征(56)が22日、都内で行われた著書「いばらない生き方 テレビタレントの仕事術」の刊行記念イベントを開催。鈴木おさむ氏とのトークショーを展開した。 中山は「改めて40年近くやってきて、自分が歩んだ道を整理した時に、色んな意味があったと実感することができました」としみじみと語り、鈴木氏も「世の中もそうですけど、過酷な状況でも、いかに自分らしくやるか。答え合わせになりました」と本書の感想を口にした。 長年のキャリアで支えとなった志村けんさんや上岡龍太郎さんの言葉も披露。「志村さんからは『いつまでもバカでいろよ』と。志村さんから、バカバカしいことをしていると認めてくれた。同時に、偉くなると勘違いしがちで。でも『俺らはしょせん大したことないんだからそういう気持ちを忘れるな』と教わった。上岡さんには『つらい時は登っている時だ』と教わり、それ以降苦しい時が、うれしくなった」と明かした中山は「僕自身は、やりたいことができなかったからこそ今があると思う」と振り返った。
報知新聞社