ビデオ通話で「偽の逮捕状」見せ現金要求 警官かたる詐欺で30万円被害 名護 沖縄
名護署は16日、名護市の30代会社員男性が県外の警察官や検察官をかたる男女に現金約30万円をだまし取られる特殊詐欺（オレオレ詐欺）事件が発生したと発表した。 マネーロンダリングの疑いがあるとして、捜査名目で金の振り込みを要求されたという。 名護署によると、14日、男性のスマートフォンに警察官を名乗る男から「詐欺事件の犯人を逮捕したところ、あなた名義のキャッシュカードが出てきた」との電話があり、捜査協力を求められた。その後SNSのビデオ電話に誘導され、警察手帳や逮捕状のようなものを示された上、警察官や検察官をかたる複数の男女から「証跡確認をするので、口座に入っているお金を全額振り込んでください」などと指示を受けたという。
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