「雪菜」の季節、出来は良好 米沢・上長井の伝統野菜、目ぞろえ会
米沢市上長井地区で栽培されている伝統野菜「雪菜」の目ぞろえ会が19日、同市愛宕コミュニティセンターで開かれ、生産者や販売業者、行政関係者らが今シーズンの出来栄えを確かめた。 市上長井雪菜生産組合の吉田清志組合長が「雪菜の季節がやってきた。今季は順調に生育し、良い品物ができた」とあいさつ。県置賜総合支庁農業技術普及課の太田千恵専門普及指導員が「夏の暑さで虫による被害もあったが、生産者の適切な防除や栽培管理で高品質に仕上がった」と今季の経過を説明した。また、参加者は雪菜の定番「ふすべ漬け」や、冷や汁などを味わった。吉田組合長によると、今季は2月末までに約5トンの出荷が見込まれるという。