旗手と古橋が先発のセルティックがスコティッシュ杯決勝進出! PK戦までもつれたアバディーンとの接戦を制す
岩田は62分から途中出場
現地時間4月20日に開催されたスコティッシュカップの準決勝で、日本人5選手が所属するセルティックは敵地でアバディーンと対戦した。 【動画】セント・ミレン戦、旗手怜央の強烈右足弾! 旗手怜央と古橋亨梧が先発、岩田智輝がベンチスタート、負傷離脱した前田大然と小林友希がメンバー外となったセルティックは、開始2分にいきなり先制を許す。ディフェンスラインの裏に抜け出したミオフスキーに左足で流し込まれた。 12分には、ロングボールに反応した古橋がワントラップからボレーを放つも、GKルースにセーブされる。 それでも21分、敵陣でボールを奪った古橋が決定機を迎えて、右足でシュート。これは相手のブロックに遭うも、こぼれ球をキューンが押し込んで同点弾を奪った。その後、追加点は奪えず、1-1で前半を終える。 後半に入り、セルティックは51分、旗手の意表を突いたスルーパスをもらったヤン・ヒョンジュンがドリブルで持ち込んでシュートを放つも、相手にブロックされた。 その後も押し込むアウェーチームは、62分にマグレガーに代わって岩田を投入。するとその直後に逆転に成功する。左サイドでボールを受けたフォレストが中に切り込んで、右足のミドルシュートを突き刺した。 85分には、左からのクロスをGKハートがキャッチミス。こぼれ球を拾われて大ピンチを迎えたが、相手のシュートはカーター=ヴィッカーズがゴールラインぎりぎりで防いだ。 しかし90分、ホイレットのクロスからソクレルにヘディングシュートを叩き込まれて、土壇場で同点弾を献上。試合は延長戦に突入する。 105+1分、セルティックは右サイドを突破したアリスター・ジョンストンの折り返しに反応したオライリーが、ワントラップから左足で勝ち越し弾を決めた。 しかし119分、右からのホイレットのクロスをマクドナルドに頭で押し込まれて、またしても土壇場で追いつかれてしまった。 120分で決着がつかずに迎えたPK戦では、セルティックが6-5で勝利。接戦を制して決勝進出を果たした。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部