伊丹、神戸両空港 関空便の代替受け入れ終了
国土交通省は10日、大阪国際空港(伊丹)と神戸空港で行っていた関西国際空港(関空)の代替便受け入れを終了すると発表した。 関空の代替機能確保へ 最大で伊丹20便・神戸15便受け入れ
同省によると、関空を利用する乗客の荷物を取り扱うシステムの修理が終わり11日から本格運用に復帰する見込みとなり、伊丹、神戸両空港での代替便受け入れを終了する。 これに伴い、17、21両日に「ウェルカム・関西・ジャパンキャンペーン」の一環として計画されている香港~大阪間の日本航空便については、発着を伊丹空港から関空へ変更し運航する。 関空は9月4日、近畿に接近した台風21号の影響で冠水や強風などの被害を受け大幅に減便。それを受け、伊丹と神戸で代替便の受け入れを行った。国交省によると、これまで受け入れた代替便は、9月14~17日の間に伊丹で計20便。同16~17日に神戸で受け入れた2便だった。