もうすぐ七夕、ささ飾り 阪内川右岸、殿中校区の児童ら願い 三重・松阪
三重県松阪市の殿町中学校地区青少年育成会(山本勝之会長)は6月29日午前9時から、内五曲町の阪内川右岸に、「第24回小学生阪内川七夕まつり」として、校区内の4小学校の児童が作ったささ飾り約30本を立てて、河川敷を彩った。8日の午前8時まで。 同校区内の市立幸、第一、第二、第三の4小学校の児童が、同中学校に進学したときに共通の話題で少しでもなじみやすくなるようにと毎年開催している。例年は児童や保護者などが集まり、式典を行って交流の機会をつくっているが、2020(令和2)年から新型コロナウイルスの影響で式典は行わず、育成会の会員が各校で準備したささ飾りを河川敷に立てている。 29日には同会の役員らが15人ほど集まり、支柱を地面に埋め込む作業の後、短冊や折り紙で作った天の川やちょうちんなどの飾りをつるした色とりどりのささ飾り約30本と、学校名が書かれたのぼりを学校別に立てていった。 短冊には「サッカーがうまくなりたい」「世界中を旅行したい」などと思い思いの願いが書かれており、親子連れなどが訪れて、ほほ笑みながら眺めた。 山本会長(79)は「コロナも収まってきて、今回は式典はしなかったが、来年はできるようにと七夕に願いを込めて飾りました」と話していた。