「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」壮大なスケールで描かれたタペストリー披露 ラージフォーマット上映も決定
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ初となる長編アニメーション映画「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」のタペストリー画像が披露された。 また、同作が通常版のほか、ラージフォーマットのDolby Cinema(ドルビーシネマ)、4D、IMAXでも上映されることが決定した。 本作は、J・R・R・トールキンによるファンタジー小説「指輪物語 追補編」の一部であるローハンの最強の王ヘルムについての記述をふくらませたオリジナルストーリー。実写映画版「ロード・オブ・ザ・リング」3部作より183年前の中つ国を舞台に、「ロード・オブ・ザ・リング」に登場した騎馬民の国ローハンの伝説として語られた戦いや、ファンにはおなじみの「角笛城」や「ヘルム峡谷」の由来も明らかになる。「ロード・オブ・ザ・リング」3部作、「ホビット」3部作全てを手がけたピーター・ジャクソンが製作総指揮、「東のエデン」「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「精霊の守り人」で知られる神山健治が監督を務める。 本作の雄大なスケール感を抱かせるタペストリーの左側に描かれた若き王女ヘラは、巨大な怪物を背景に槍を手に馬で駆け、そのすぐ横にはアイゼンガルドにある塔や、ローハンをバックに炎に包まれながら巨大象ムマキルと戦う兵士たちの姿も確認できる。右側に描かれた、予告でも姿を見せていた大鷲が翼を広げる神々しいビジュアルも壮観で、左側のヘラとむきあって対峙する王国の脅威ウルフの姿も描かれている。そのほか、角笛城に黄金の甲冑に身を包んだローハンの騎士が剣を掲げる姿など、壮大な物語の片鱗が垣間みえる重要な場面が散りばめられている。 タペストリー画像のメイキング映像では、荘厳な楽曲をバックに熟練の制作スタッフが一筆一筆丁寧に手描きでキャラクターを描きあげていく様子が映し出されている。 「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」は12月27日全国公開(吹き替え・字幕版を同時公開。一部劇場をのぞく)。