実がなるまで9年! 完熟したシークヮーサーが鈴なり 沖縄・石垣市
シークヮーサーの熟した実が沖縄県石垣市新川の民家の庭で鈴なりとなり、行き交う人々の目を引いている=写真。高さ3メートル近い2本の木に直径約3センチの実が鮮やかなだいだい色になっている。 【写真】「シークヮーサー」の起源を解明 沖縄に自生するかんきつ類が“親”だった 完熟したとはいえ、シークヮーサー特有の酸っぱさで、ストレートに食べられない。ミカン科の常緑小高木で、春先に白い小さな花を咲かせた後、秋から実がなり、黄熟する。 植えると、実がなるまで9年かかることから、九年母とも呼ばれる。 (南風原英和通信員)