最後の24時間。ヤ軍かド軍か第3球団か。どうなるダルビッシュの行方
メジャーリーグのトレード期限となる7月31日米東部時間午後4時(日本時間1日午前5時)まで、24時間を切った。トレード有力と目されているレンジャーズのダルビッシュの動向に、全米が注目している。レンジャーズは、ダルビッシュの獲得を狙う他球団と、交換要員の交渉をしていると伝えられている。 現時点でも交渉中とみられていて、残留か移籍か、移籍先がどこかは明らかにはなっていない。レンジャーズの担当記者やその他の米メディアがそれぞれにつかんだ情報は次のようなものだ。 レンジャーズ公式ホームページのTR・サリバン記者は「ヤンキースとドジャースがダルビッシュを獲得したいようだ。ほかに第3の球団もあるようだ。これは予想されていなかったチームのようで、どの球団かは分からない」とツイート。 同じレンジャーズ担当のダラスモーニングニュース紙のエバン・グラント記者はツイッターで「ヤンキースとドジャースはこれまでずっとそうだったように、引き続きダルビッシュに興味を持っている。インディアンスもそうなのではないか」と、第3の球団は、昨年のア・リーグ覇者のインディアンスではないかと私見を述べた。 グラント記者は、このツイートに続いて「アストロズもダルビッシュに興味があることを示していたが、レンジャーズは(アストロズとは)トレードを完全に成立させるのが難しいと考えているようだ」とし、アストロズとは交換要員の交渉が難しいようだという情報をつぶやいた。 また、ESPNのバスター・オルニー記者はヤンキース側からの情報として「ヤンキースはそれほどダルビッシュのトレード交渉に関わっているわけではないようだ」とツイート。 オルニー記者のこのツイートは、ヤンキースはツインズから先発左腕のハイメ・ガルシア(31)を獲得した直後のタイミングで発信された。 複数の米メディアはヤンキースはハイメ・ガルシアの獲得後も、アスレチックスのソニー・グレイ投手をトレードで獲得しようと動いていると伝えている。 同じくレンジャーズ担当で、フォートワーススターテレグラムのジェフ・ウィルソン記者は「カブスはダルビッシュにとても関心があるというわけではないと聞いている。ヤンキース、ドジャース、そして、サリバン記者によると第3の球団だ」とツイートした。