「灰皿の缶と飲んでいる途中の缶を間違えて飲む」など解像度高い喫煙者の姿が共感を呼ぶ、ダーティーながらもどこか愛らしい作品

講談社は5月7日（火）、『ヤニねこ』の第4巻を発売した。 『ヤニねこ』は、にゃんにゃんファクトリー氏がヤンマガwebにて連載しているコミック。作品ページに“ねこがヤニ吸うっつーだけの話”と記載しているとおり、「灰皿の缶と飲んでいる途中の缶を間違えて飲む」など喫煙者の姿を解像度高く描いている点が大きな特徴。登場人物たちがギリギリの生活を送っていたり、ダーティーな雰囲気とほんわかとした絵柄のギャップも魅力だ。 4巻となる本書では、表紙に「ハメねこ」が登場。ボタンを連打する姿と涙目の表情、そして後ろに掲げられた「負けたら脱ぐ」の文字が彼女の焦燥感を感じさせるものに仕上がっている。また、帯にはストリーマーのSHAKA氏が登場。同じ「喫煙者」としてのコメントを寄せている。 さらに、安倍吉俊氏、１億年惑星氏、茅原クレセ氏、きゃた氏、クリスティー田村氏、こんぱる氏&ふじしまペポ氏、田丸浩史氏、松林頂氏、邑田氏、山本崇一朗氏と、総勢10名の豪華ゲストによる『ヤニねこ』漫画も収録。ゲストを紹介する画像ではヤニねこが暮らすアパートの「大家」の姿も確認でき、作家陣が本作のダーティーで生活感あふれる魅力をどのように表現するのか期待が高まる。 『ヤニねこ』4巻は759円。単行本のほか、電子版も配信されている。